Shizuoka Charge

REPORT
2024.02.02

【陸上競技、西部高体連年末合同練習会】をレポート

2023年12月27日(水)・28日(木)、エコパはジャージを着た多くの高校生で賑わっていた。 この日行われていたのは、陸上競技の西部高体連年末合同練習会。静岡県西部地区を中心に高校生と指導者が一堂に会し、各種目にわかれて練習を行うものだ。今年で24回目と歴史も長く、今回は34校、27日は約860名、28日は450名もの参加者が集まった。

■エコパでの合同練習会が高校生の大きな成長の機会に

陸上競技は種目数が多岐にわたるため、各種目に応じた練習場所の確保、指導者の確保に課題が大きい。特に、投てき種目(砲丸投・円盤投・ハンマー投・やり投)は全国でみても練習できる場所が限られており、エコパの投てき場を使用した実践練習は貴重な機会だそう。

その他競技においても、高校の部活では各学校の練習では顧問が指導できる種目が限られるため、このような合同練習は貴重だ。ライバルたちと集中して切磋琢磨する練習を経て、ぐんと成長する生徒も少なくないという。

■スズキアスリートクラブの選手による指導で、高校生のさらなる飛躍に期待

また、今年は初の試みとして静岡県西部に拠点を置く、『スズキアスリートクラブ』の選手たちによる講習会を開催。トップクラスの選手たちのパフォーマンスを間近で見ることで、刺激を受けた選手も多かった。

【スズキアスリートクラブ指導】

中村明彦(十種競技)、新井凉平・斉藤真理菜(やり投)、岩田優奈(400m)、樋口陸人・鈴木涼太(100・200m)、伊藤陸(三段跳・走幅跳)

感想を高校生たちから聞くことができた。

「トップクラスの選手のアップなどの基礎練習を知れて勉強になった。」

「正しいフォームを丁寧に指導してくれた。」

「説明だけでなく一緒に走ってくれたて、トップレベルの速さを体感することができた。」

「大会のような緊張感があり、いい刺激になった。」

「普段の練習で課題に感じていたことを、選手に質問することができて参考になった。」

「これからの練習で、今練習すべき動きのヒントをたくさん得ることができた。」

「今回の練習を通じて仲良くなったライバルと、今後大会で競い合っていくのが楽しみ。」

各学校に戻った際の練習に対する前向きなコメントも多く、刺激的な練習会に満足度が高い様子。練習会に参加した高校生の中から日本を背負って戦う選手が出てくるのも、そう遠くはないかもしれない。

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【主催】

県高体連

【日程】

・12/27(水) 9:00~16:30

・12/28(木) 9:00~14:00

【会場】

・12/27 エコパスタジアム・補助競技場・投てき場

・12/28 エコパスタジアム・補助競技場・投てき場

【対象者】

・県西部地域高校生

【参加人数】

・12/27 約860名程度

・12/28 約450名程度

【指導者】

・12/27 各高校顧問

・12/28 スズキアスリートクラブ 現役選手7名

中村明彦(十種競技)、新井凉平・斉藤真理菜(やり投)、岩田優奈(400m)、樋口陸人・鈴木涼太(100・200m)、伊藤陸(三段跳・走幅跳)

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